勤務先によって異なる看護師の休日

看護師の休日は病院によって異なります。総合病院のような大きな規模の病院の場合は、緊急外来も作られている可能性が高く、緊急外来は夜間の勤務も求められるため、休日が少ないケースが少なくありません。また、大きな病院は入院病棟もあるので、常に誰かが患者の様子を見なければなりません。このようなタイプの病院は勤務時間が不規則になりやすく、休みについても希望する日に確実に取れるとは言い切れないようです。ただし、大きな病院は休める日数は少ない場合もありますが、給料が比較的高いところが多く、収入重視の看護師にとっては魅力的でしょう。

しかし、休日が多い方が良いという場合は、小規模の病院に勤めるのがオススメです。例えば、小児科や耳鼻科といった専門的な治療を行っているクリニックの場合は、休診日が決められているケースが多いでしょう。クリニックは日勤帯で働ける上に、休診日があると不規則な勤務を行わなくて済みます。しかも、休診日を決めている病院は年末年始やGW、夏季休暇など、連休を設けているケースもあるので、まとまった休みも取りやすく、プライベートな時間をしっかり確保できます。

それから、休暇について考えるときは有給休暇の日数も気になりますが、実は病院によって異なります。中には有給休暇があっても消費させてもらえない病院もあるようです。そのため、就職活動を行うときには、求人情報や面接で有給休暇の取得実績についても確認することをオススメします。質の良い看護をするためには、看護師自身が心身ともに健康でなければなりません。ですから、休暇につい不満のある方は、★ー★気になる!看護師の休日事情★ー★のようなwebページを読み、自分の置かれた環境をじっくりと分析してみましょう。